父の遺言書。あれを書いたとき「認知症だった」と 言い出されて・・・・

□状況
3人姉妹の長女で、下に妹が二人います。
同居していた父が亡くなる前の数年間は認知症でした。

遺言書があり、しっかり封がしてありました。
家裁に持って行き検認を受けました。遺言書を書いたのは認知症になる前なのですが、
内容が不満らしく、妹2人が「認知症のときに書いたから無効だ」と言い出したため、
もめています。

「お父さんは脅されて書いた」とか「お姉ちゃんにうまく丸め込まれた」とか言い出す始末。
遺言は亡くなった人の最後の意思で、法定相続よりも強い効力を持つものだと聞いていますが、
こうまで言われると、遺言書どおりの相続には少し自信を失ってしまいます。
どうすればよかったのでしょうか。

●トラブル予防策
認知症になると遺言書は書けないので、書くなら兄弟全員が認知症じゃないと
認めているときに書くべきかもしれません。少し混じっているかなという状態なら、後々争いに
なったときのために医師の診断書をとっておく手もあります。
認知症ではないというお医者さんの証明があれば裁判になったきにも有利です。

いずれにしても認知症はいつなるかわからないので、遺言はなるべく早く、
元気なうちに公正証書として書くことがお勧めです。遺言は、相続のトラブルを
避ける意図で書かれることが多いのですが、逆に兄弟間の不和を生んでしまうのは
残念な結果としか言いようがありません

このため遺言をするときは、遺言で実現したい状況を考えることは勿論ですが、
相続者間のバランスや状況も勘案することが大切でしょう。

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