ケース1:相続財産は住んでいる不動産だけ。どうやって分ける?

□状況

父親は数年前に他界しており、先日、母親も亡くなりました。子供は長女の
私と結婚している次女の二人です。姉妹で遺産を分けることになりましたが、
相続財産は土地と建物だけ。預貯金はほとんどありません。私は未婚で長く
母親と同居してきました。妹の夫からは家を売却してお金を分けろと言われ
ています。家を売却するとなると、私の住むところがなくなってしまいます。
ほとほと困っています。

●トラブル予防策

この事例のようなケースは結構多く見られます。特段の準備がないと即
トラブルに結びつく可能性があります。ある程度の預貯金など現金化で
きるものがあれば分割もスムースに行く可能性もありますが、現実に住
んでいる家土地だけという場合は、分けようがないため2分の1づつの
共有名義にするしかありません。しかし、この共有名義そのものが将来
的なトラブルのもとになります。

このように分ける財産がない場合は事前に話し合い、誰が家を引き継ぐ
のか決めたうえで、遺言書を残してもらうことも考えるべきです。さらに、
きょうだい間の争いを避けるために、長女が家をもらうなら、次女には
いくらか渡せるように生命保険を用意するなどの準備が求められます。

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